今まで都市計画が一つの参考にしてきたのは小学校区、中学校区という子供達が通える範囲。高齢になるとそれでもきつい。もっときめ細かくまちを作り込むことが必要ではないか?そのような視点から、街の生態系を捉え、街を理解し、今後のまちを変化させていく方法を伝えていくことを目的に、新たな街づくりの文脈でのハードの再定義とデジタルインフラの活用というコンセプトで連載コラムをつづっていく計画です。
今までの都市計画:主に小さな区画を大きく整理して大きな建物を作っていく仕事であった
→国全体の人口が減少し、経済がゆるやかに縮小していく中ではこの手法だけでは先が見えない

在宅での本格的な介護の普及(施設介護は要介護4,5中心/認知症の増加/がんの増加)
→まちづくり方針の変化の必要性(地域の資源を再構築して高齢でも充実した生活を送れるために、まちの最適化を図り改善していく)

今までの住宅地開発:民間鉄道会社を中心とした沿線開発という切り口で進められてきた
→子育てが終わった後のライフステージについていっておらず、沿線住宅地の老化に繋がっている

そこで→まちづくりの再構築の必要性がある
情報の収集・分析 政策の立案・実行

このように課題を捉え、打ち手について考えてまいりたいと思います。
打ち手の考え方についてはエイジングソサエティーにおけるまちづくり連載②をお楽しみに
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